医療現場におけるAIの導入事例と可能性
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業種
病院・診療所・歯科
- 種別 レポート
医療・予防医学・介護におけるAIの可能性、ジョイントベンチャーや導入事例。
2018年01月27日(土) 、エルガーラ(福岡市中央区天神)にて、「新春病院トップマネジメントセミナー2018」を開催しました。
第一部は、株式会社9DW 代表取締役 井元剛 氏がご登壇。「AIが変える医療と病院経営~シリアスな医療現場におけるAIの可能性」をテーマに、人工知能(技術的アプローチ、深層学習、パターン認識など)、ジョイントベンチャー、株式会社9DWの事例、医療・予防医学・介護におけるAIの可能性などについて、ご紹介いただきました。
6CNS(音声に関わる分野のAI開発)・3AIS(医療に関わる分野のAI開発)・3LIM(運送に関わる分野のAI開発)などのジョイントベンチャーはじめ、歯科技工における歯のモデルの自動生成・チャットボットAIシステム・東京ガールズコレクション コーディネイトAI・熊本城石垣修復AIなど事例紹介は、まさに圧巻でした。
第二部は、株式会社日本経営 代表取締役社長の平井昌俊が登壇。「W改定を踏まえた地域戦略・病院経営戦略のポイント」をテーマに、地域戦略とポジショニング、オペレーションマネジメント、コストマネジメント、組織マネジメントのそれぞれについて、環境認識・情報データ分析、マネジメントツール・手法、成功要因・先進事例などをご紹介しました。
また、福岡オフィスはおかげさまで開設5周年。橋本竜也(同 取締役)が謝辞を申し上げ、現在のオフィスでの取り組みをご報告させていただきました。
ご参加の方々からは、
- 日本語の「うん」は、YESなのかNOなのか、喜んでいるのか泣いているのか、それだけでは確かに分からない。その概念を学習できるというIYOの技術に始まり、次々と展開する話に引き込まれた。
- 学習すべき着眼点を教えなくても、自動的に学習するAI。人間とは何なのか、なぜ学ぼうとしてしまうのか、なぜ自分で答えを出したいと思うのか。考えたいと思った。
- 世界で唯一、軍事産業が無く平和な日本でこそ、汎用AIは開発されるべきだという言葉に、強く共感した。
- 地域包括ケア、地域医療構想を実現するためのなりふり構わずの改定。一人ひとりが、まずそのような認識を持つことが必要なのだと理解できた。
- 医療、介護、特定健診のデータが全て繋がり、やがてはデータの利活用が品質と生産性を左右するようになる。遅ればせながら、診療情報管理やICTの専門メンバーを拡充しなければならないと危機感をもった。
など、コメントをいただきました。
「戦略の妥当性と独自性を検証したい」
「実行を徹底できる組織をつくりたい」
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